10,指しゃぶりは、すぐに、やめさせないと
   いけないのでしょうか?(その3)
(前回の続き)

著者は固執した指しゃぶりを治す年齢は、指しゃぶりの
程度にもよりますが、5歳くらいからと考えています。

母親と子供の関係を修復することを前提条件として、
治療に入ります。

からしをつけるとか、サックをはめるとか、引き抜くとか、
指しゃぶりそのものを直接やめさせる方法は一切しない
ようにすすめます。
つまり、指しゃぶりにこだわっているお母さんの子育てを
修正することなのです。

指しゃぶりを決して叱らない。
指しゃぶりの手を抜かない。
子供のやった良い行動は、ほめる。
これが指しゃぶりを治す方法です。

指そのものに全く関わらない事こそが、実は指しゃぶりを
治していく方法だと言っています。

たとえば、空中ブランコで初めて飛ぼうとする少年が
ぶらさがっている。
そして、指しゃぶりというブランコ、あるいは、
おっぱいというブランコにつかまっています。
下には、落ちたときのために網が張ってあります。
そして、向こうには、お母さんが
「ほら、飛んでおいで。
おっぱいよりも、指しゃぶりよりも、もっとすてきな世界が
あるのよ。おいで。いいから。
来たら必ず捕まえてあげるから。」
と手を差し伸べてくれる。

そうすると、子供は、心配そうな顔をして、いやいやながら
でも、手を離します。
その時の不安を、さっと引き受けらる力が、
保育者やお母さんの中で育っていれば、
指しゃぶりの問題は解決できるということです。

(参考文献は、岩倉政城著「指しゃぶりにはわけがある」
です。)

あまり具体的ではないかもしれなかったですね。
でも、なんとなく概念はわかったでしょ。

もっと楽しい興味を引くようなことを、子供に与えて、
それに集中するように、し向けるということですかね。
それが、お母さんと遊ぶことだったり、
友達と遊ぶことになるのでしょうね。


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