アメリカやヨーロッパなど世界の国々では水道水にフッ素を
入れたり、学校でみんなでフッ素入りの水でうがいをすると
いった方法で、フッ素を使ったむし歯予防を積極的に行って
います。そして、その効果はWHO(世界保健機関)、医師会、
小児科学会、歯科医師会はじめとする多くに公的機関に
認められ推奨されています。

 ところが、日本では、ごく一部の根強いフッ素に反対する人たち
のために、ほとんど普及していません。その結果、日本は
いまだに、世界の中で最もむし歯の多い国の一つに数えられて
います。(世界でむし歯を比べる時は、12歳児の治療済みの
歯も含めたむし歯の数が使われます。
日本2.44本に対して香港0.7本)

 フッ素を信じない方、それはそれでも構いませんが、
子どもがむし歯になってしまっては、かわいそうだと
思いませんか?



 従来からいわれている歯みがきによるむし歯予防だけでは、
歯ブラシの毛の先が歯の溝の中まで届かないなどの理由で
限界があります。日本でも世界の常識に従って、フッ素を
積極的に使ったむし歯予防に切り替えていく必要があります。

 また、フッ素が有効なのは、子どもだけではありません。
 40代以降は歯肉がだんだん下がってきて歯の根が
みえてくるようになります。実は、この部分はむし歯に
なりやすい象牙質で、ここにできるむし歯を根面カリエス
といいますが、このむし歯を防ぐのにもフッ素はとても
有効です。成人の方にも、ぜひ使用していただきたい
と思います。

 フッ素は濃度・量を守ることが何よりも大切です。
それさえできれば、これ以上安全・確実なむし歯予防法
はないのです。

 そのため、当院では、安全・確実・簡単、その上
安価なフッ素洗口(フッ素によるうがい)による
むし歯予防を皆さんにお勧めしています。

フッ素を使うにあたっての注意事項としては、
フッ素は濃度・量が大切です。また、薬品ですので、
保護者の方に、その正しい使用法を理解して
いただいた上で使うことが重要です。

 また、定期的に来院していただき、その効果を
確認していくことと、その際、洗口液では届きにくい
歯とは間などに糸ヨウジを使ってフッ素を塗っていく
(フッ素塗布)ことを加えるむし歯予防効果は
さらに高くなります。
  年3〜4回の定期的な来院をお勧めします。

 また、フッ素に加えおやつを含めた、食事指導も
欠かせませんが、それは、またの機会にでも。

 なお、当院では、フッ素の詳しい説明を書いた
パンフレットを、今なら、希望者に無料で、配布しています。
数に限りがあります。ご希望の方は、お気軽に、
受付・スタッフまで、お申し付けください。

子供の歯磨きとフッ素
Q、
私は2歳半の男児の母です。
歯磨きが嫌いで困っています
フッ素は、うがいがきちんとできないとダメだ、と聞きましたが?


A,
フッ素は正しく使えば心配するようなことはありませんが、
子供さんの年齢によりいろいろな方法がありますので、
あなたの選んだそのかかりつけの歯科医にお聞きになられて下さい。
なお、当医院ではうがいの出来ないお子さんには、
フッ素の洗口液を歯ブラシにつけて磨いていただくか、
それが出来なければフッ素ジェルを歯ブラシの先にちょこんと
極少量つけて磨いていただくように指導しています。

うがいの出来ない子は、そのようなフッ素入りの歯磨きで
じゅうぶんでしょう。
うがいができるようになったら、歯科医院で取り扱っている
フッ素洗口剤などのほうが、良いのではないでしょうか?
市販のフッ素入りの歯磨きと、歯科医院で取り扱っているものの
フッ素の量(濃度)が、たぶん違うと思われます。
そのため、フッ素は歯科医師さんの管理の元で、と書いたわけです。
それと、フッ素を塗る前に歯をきれいにして、フッ素を塗ったあとは、
30分は、うがいをして欲しくないのですが、
市販のフッ素入りの歯磨き剤は、すぐにうがいをせざる
おえないでしょう。
フッ素が入っているものと、フッ素単独とでは、
使い方が異なるのは仕方がないことです。
たとえが適切でないかもしれませんが、リンスだけしたいのに、
リンスインシャンプーを使っているような感じかもしれません。
(ここら辺の考え方は、私独自の考えかもしれませんので、ご了承を。)

ところでお宅のお子さんは、少しは歯磨き出来るように
なりましたか?
子供の前でぬいぐるみと歯ブラシを使って
歯医者さんごっこをしたりして興味を持たせ、
歯磨きできたときは、たくさんほめてあげてください。

基本は歯ブラシです。
子どもに電動歯ブラシで短時間ですませるよりも、
できれば長く磨く習慣をつけておきましょう。
今は、スキンシップ、歯みがきの習慣付けの時期と考えて下さい。

子供が大きくなって、自分で歯みがきができるようになった時、
手を細かく動かすことは脳に刺激を与え頭が良くなると
言われています。
また、子どもは手が器用ではないので長く磨かせ、出てくる唾液で
口の中をきれいにさせると考えて下さい。
(市販の歯磨き剤に頼るよりも)
中学生になったら必ずといっていいほど磨かなくなります。
歯みがきを習慣づけるのためにも小学校の時に、
とにかく長く磨く習慣をつけることが将来のためにも大切です。

子どもの時のブラッシング(技術を教えるのは小学校高学年から)
は、磨けているいないよりも習慣付けをすることが大切です。
1日1度は必ず歯ブラシを持たせ、口の中に入れる
練習をさせましょう。
嫌がればすぐにやめても結構ですが、習慣は付けはさせてください。
これを励行していると口の中をさわられることに慣れるので、
むし歯ができた時に歯医者でも治療がやりやすくなります。
そういう長い目で見てください。

(藤原歯科の「談話室&何でも相談」より)

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